秋の防災点検で大人用おむつを見直そうとしても、普段の在庫を何となく数えるだけでは、サイズ違いや「持ち出せる分がない」といった抜けが残ります。断水時に必要なのは、家族共通の防災セットではなく、使う本人に合ったいつもの品です。
先に確認したいのは、数量だけではありません。パンツかテープ式か、サイズは今も合っているか、からだふきは濡れたタイプとドライタイプのどちらが日常のケアに近いかを点検し、自宅用と持ち出し用に分けておくと、買い足す物が見えやすくなります。
秋の点検で大人用おむつを見直すなら、最初に何を確認しますか?
まず、本人が今使っている形とサイズを、商品名の印象ではなく実際の表示で確認します。パンツタイプはウエスト、テープ式はヒップを基準にし、普段と違う吸収回数へ防災用だけ替えないことが大切です。
パンツタイプは介助があれば立てる・座れる人、テープ式は寝て過ごすことが多い人向けという選び分けがあります。サイズは大きすぎても漏れや不快感につながるため、秋の入れ替えで「同じMサイズ」と思い込まず、本人の身体と現在のパッケージ表示を照らしてください。
大人用おむつの必要枚数そのものは、普段の交換量から3日分・1週間分へ計算します。計算式を詳しく確認したい場合は、大人用おむつの防災備蓄は何枚?3日・1週間分の数え方で、尿取りパッドやからだふきも含めた数え方を確認できます。この記事では、秋の買い足し前に「その商品を使い続けられるか」を比べます。
テープ式を使う家族の候補
《ケース》新改良 大人用おむつ テープ止めタイプ
ショップ:シンズ ショップ
4.6(367件のレビュー)改良で肌触り・吸収力・フィット感を高めたと紹介されるテープ式です。表面シートはコットンで、長時間でも肌への負担を軽減する設計と説明されています。
商品名と説明には、Mサイズ80枚(20枚×4袋)、Lサイズ60枚(20枚×3袋)、Mサイズは1回150mlとして約6回分、全面通気性シート、抗菌消臭成分配合と記載されています。テープを何度も調整する介助が必要で、現在のウエスト表示が合う家庭が確認したい候補です。商品説明にはパッケージ変更の可能性もあるため、注文前に表示を見直します。
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大人用おむつは、本人の状態に合わせてパンツとテープ式を分ける
同じようには選べません。歩行・立位・座位の状態、介助の方法、ウエストまたはヒップの表示を、普段使っている物と一緒に確認します。
パンツタイプは下着のように自分で上げ下げする場面に向き、テープ式は横になったまま交換する場面に向きます。どちらが優れているかではなく、本人の身体の状態と介助者の手順が、断水時にも続けられるかが比較の軸です。尿取りパッドを使う場合も、外側のおむつのタイプと合うか、いつもの組み合わせを一組だけ実際に確認しておきます。
パンツタイプを普段の動作に合わせて選ぶ候補
フリーネ Pro 大人用 紙おむつ 軽快パンツ
ショップ:くらしのeショップ
4.8(249件のレビュー)ふんわりやわらかい布感覚と、上げ下げしやすいふんわりフィットギャザーが特徴として紹介されるパンツタイプです。桃の葉エキス配合、全面通気性のバックシート、消臭機能付きとも記載されています。
Mはウエスト60〜95cm、Lは85〜125cmで、Mは32枚、Lは28枚と説明されています。大人用おむつを防災用だけ別物にせず、普段の立ち上がりや交換動作で使えるかを確かめたい家庭向けです。商品名にはケース販売とありますが、サイズごとの袋数や在庫は購入画面で確認してください。
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背中や脚まわりの表示を確認したいテープ式
Mサイズ 大人用紙おむつ アテント
ショップ:ひまわり(介護用品専門店)
4.8(249件のレビュー)背中からのモレを防ぐポケットと、脚まわりにフィットする横モレ防止ギャザーを特徴に挙げるテープ式です。全面通気性シート、消臭効果、あてやすいセンターラインも商品説明にあります。
Mサイズで適合ヒップ70〜95cm、1回150mlとして約5回分、28枚入り2袋と記載されています。寝て過ごす時間が多い家族の備蓄候補ですが、表示された吸収回数をそのまま日数に置き換えず、普段の交換間隔と本人のサイズを先に照合します。
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介護用からだふきは、濡れたタイプだけを備えればよいですか?
濡れたタイプとドライタイプは役割が違うため、普段の清拭で使う物を中心に、断水直後に使う分と長めに保管する分を分けて考えます。
東京都の2025年版日常備蓄パンフレットは、おむつなどの衛生用品は災害時に手に入りにくく、支援物資でもサイズが合わない場合があるとして、普段使う物を少し多めにそろえるよう案内しています。おむつが不足しているからといって長時間替えないことは、かぶれの原因にもなると説明されています。(東京都「日常備蓄パンフレット2025」PDF)
同じパンフレットは、アルコールを含まないお尻拭きが手や身体、テーブルを拭く用途にも使えること、普段使っているものを少し多めにストックすることも紹介しています。介護用からだふきは「何枚あれば全員同じ」という公的な一律基準を確認できなかったため、まず1日の使用枚数を記録し、おむつとは別に数えます。
水分たっぷりの厚手タオルを日常備蓄に加える候補
光洋 モイストバランス 介護用ウェットタオル
ショップ:紙おむつの光洋
5.0(3件のレビュー)純水使用のシンプルな処方で、水分をたっぷり含み、こすらず洗い流すように拭けると紹介される厚手の介護用ウェットタオルです。手や足だけでなく、お口周りも拭けると説明されています。
1袋50枚、サイズ20×30cm、無香料・アルコールフリーと記載されています。普段の清拭で濡れたシートを使っている家庭は、1日の使用枚数から何日分になるかを数えやすい候補です。購入画面では販売単位を確認し、保管場所に置ける量かを考えます。
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入浴できない期間に乾いた状態で保管する候補
ミニパック ふきとりコットンタオル M
ショップ:豊通オールライフ
5.0(1件のレビュー)やさしい肌ざわりで、清潔・安心・快適に使えると紹介されるコットンタオルです。ドライタイプなので、災害時にも活用しやすく長期保存できると商品説明に記載されています。
Mサイズ100枚入りで、材質はレーヨン、ポリエステル、脱脂綿、ポリオレフィン系ホットメルトと表示されています。濡れたシートを大量に置く場所や使用期限の確認が気になる家庭が、乾いた備蓄を別に持てるか検討する候補です。水を使わずに濡れる商品ではないため、普段の清拭手順で使えるかは事前に確認します。
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大判・厚手を一枚ずつ使うケアに合わせる候補
マツヨシ 介護用からだふきタオル からだふき
ショップ:ソファポテト
大判厚手で、1枚でしっかり拭けると紹介される介護用からだふきタオルです。プラスチックの蓋付きで乾きにくく、全身に使えると説明されています。
100枚入りで、商品名にはマセレーターで粉砕できる旨も記載されています。普段から大きめのシートを使い、交換枚数を抑えるのではなく1枚の拭きやすさを重視する家庭が、いつものケアに近いか確認する候補です。排水設備や廃棄方法は自治体・施設の指示を優先し、商品名だけでトイレに流せるとは判断しません。
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今回確認した大人用おむつとからだふきの違い
おむつは本人の状態・サイズ・交換手順、からだふきは濡れ方・大きさ・保管方法を軸に比べます。セット内の枚数が多い順に決めると、普段のケアから外れることがあります。
下の表は、指定した商品データに記載されたセット表示や素材表示を機械的に比べたものです。おむつの形、サイズ、吸収回数や、からだふきのシートサイズは、上の商品説明と購入画面で個別に確認してください。
| 商品 | 価格(2026年8月時点) | レビュー | 商品データのセット表示 | 素材・加工の記載 | リンク |
|---|---|---|---|---|---|
| | ¥7,040 | ★4.6(367) | 単品 | 記載なし | 見る |
| | ¥3,599 | ★4.8(249) | 記載なし | 防水 | 見る |
| | ¥5,632 | ★4.8(249) | 単品 | 記載なし | 見る |
| | ¥481 | ★5.0(3) | 7点セット | 防水 | 見る |
| | ¥1,378 | ★5.0(1) | 記載なし | ポリエステル | 見る |
| | ¥811 | — | 記載なし | 記載なし | 見る |
→ 表は横にスクロールできます
自宅備蓄と持ち出し用は、どのように分けますか?
大容量の在庫を全部持ち出す前提にせず、避難先へ持つ最小限と、自宅で使い続ける分を別の袋・箱にします。どちらにも、本人が普段使う形とサイズを入れておくのが基本です。
避難先へすぐ持つ物と、災害後の避難生活で使う備蓄は同じではありません。栃木市の案内も、緊急避難時に一時的に必要な非常持ち出し品と、帰宅できないときの備蓄品を分けています。備蓄品は普段の生活で必要な物を3日分、できれば7日分とし、家庭の状況に応じて大人用おむつなどを加える考え方です。(栃木市「備えていますか?災害時の非常持出品・備蓄品」)
秋の点検では、次の順で棚を見ます。
- 今日から使う棚とは別に、計算したおむつとからだふきを取り分ける
- 持ち出し袋には、交換に必要な数日分ではなく、避難先までの移動と一泊を想定した最小限を入れる
- からだふきは、濡れたタイプ・ドライタイプ・部分清拭用を、普段の使い方に合わせて分ける
- 開封済みはほこりや虫が入らないように閉じ、においの強い物や高温になる場所を避ける
- おむつのサイズ、からだふきの乾燥や破れ、残数を点検日と一緒に記録する
開封後の大人用おむつは、ほこりや虫が入り込まないよう衛生的に保管し、なるべく早く使い切ります。秋の買い足しでは未開封ケースを増やすだけでなく、開封済みを先に使う順番まで決めると、取り分けた備蓄が古いまま残りにくくなります。
秋の防災点検で、今日決めること
大人用おむつは、普段の最大使用枚数を基準に3日分、できれば1週間分へ広げます。ただし、枚数を増やす前に、本人の状態に合うパンツ・テープ式か、現在のサイズか、尿取りパッドとの組み合わせを確認してください。からだふきも、普段の1日の使用枚数を別に記録します。
今回見た商品では、長時間向けのテープ式、動作に合わせるパンツタイプ、濡れた厚手タオル、乾いたコットンタオル、大判タイプと選択肢が分かれています。誰にでも同じ商品をすすめるのではなく、いつものケアを断水時にも続けられるかで、秋の買い足しを決めるのが安全です。
数量の計算を終えたら、最後に「自宅用」「持ち出し用」「使いかけ」の3か所へ分け、使った分を補充する担当と日付を家族で決めておきます。
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